バイオ系案件に役立つ書籍

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こんにちは。koinezuです。

最近はめっきりとゆうかほとんどお外に出なくなり、ずーーーっと椅子に座ってます。次の冬が来る頃には、愛用の椅子(コンテッサ)に掘りごたつを装備してやろうかと本気で考えてます。ついでにキジ猫も1匹装備してしまおうかと。おなかの白い白キジさん希望です。ネコさんは装備ではないですね。あ~もふもふもうふもふしたい。

さて、いきなりまじめなお話になります。

バイオ系の特許翻訳の仕事をしていて、とても役にたってる本を紹介します。コレです↓↓

2年ちょっと前に翻訳を仕事にしようと思い立ったときに購入した本のうちの1冊なのですが、今現在でも仕事中によく参照しています。本のタイトルは『医学論文』『英訳』となっていますが、十分特許の和訳にも活用できています。手元に置いておいてよかった本の1冊です。(僕は2017年12月現在、特許翻訳、しかも和訳をメインに仕事を受けています

 

どんな内容なのか?

先ずページ数は約660です。そこそこ分厚いですね。目次を全部載せるわけにもいかないので、各セクションごとの内容をざっくりまとめてみます。

*でも、サクッと目次だけチェックしたい
⇒ 金芳堂 医学論文英訳のテクニック(←をクリック)
*なんなら、具体的なイメージも見てみたい
⇒ M2PLUS 医学論文英訳のテクニック(←をクリック)

 第1部/第2部 基礎論文編/臨床論文編

分量 : 約400ページ
内容 :

  • ヒトの生理的機能(神経、筋肉、視覚、味覚など)に関する日英対訳表現集
  • ヒトの解剖学的機能(心臓、肺、胃腸、肝臓など)に関する日英対訳表現集
  • 動物実験(体の部位、薬物投与、麻酔など)に関する日英対訳表現集
  • ヒトを対象とした臨床治験(対象属性、薬剤投与、医療機器など)に関する日英対訳表現集
  • 病状の診断(症状、薬剤の用法・用量、治療期間など)に関する日英対訳表現集
  • 臨床効果(薬剤濃度、効果・有効率)に関する日英対訳表現集
  • 副作用・臨床検査(副作用の発現・消失、尿・血液検査など)に関する日英対訳表現集

 第3部 正しい英文表現

分量 : 約140ページ
内容 :

  • 動詞編 : 受動態・時制などの誤用例/模範例
  • 名詞編 : 名詞・関係代名詞の誤用例/模範例
  • 形容詞編・副詞編 : 誤用例/模範例
  • 冠詞編・前置詞編 : a / the、on/in/of/to/for/with/by/at などの使用例

 第4部 タイトル・抄録・副作用報告

分量 : 約100ページ
内容 :

  • 論文タイトルの付け方
  • 抄録(アブストラクト)の表現 : 緒言、対象と方法、結果、考察
  • 副作用報告 :副作用症例(日本語)と、それに対する解説・英訳例

 第5部 よい表現とわるい表現

分量 : 約20ページ
内容 :

  • 英訳の例題(間違いやすい、陥りやすい表現)

良いと思う点(特許翻訳に役立つ)

 投与量・投与方法・投与期間などの表現【実施例】の翻訳に役立つ
 実験動物の処置・薬剤投与方法などの表現【実施例】の翻訳に役立つ
 特に動詞表現が参考になる(自然な訳出ができる)
 薬剤や症状を主語にした表現が参考になる(普通は思いつかない)

悪いと思う点

 目次は充実しているのに、巻末の索引がない!
 書籍のためピンポイントで検索がかけれない!

最後に

特許翻訳の仕事をする上で参考にしているのは、第1部と第2部(本の内容の約2/3)です。具体的には、バイオ製薬系の案件における【実施例】の訳出で迷ったり引っかかったりした時にパラパラめくって確認します。投与期間、投与量、マウスの処置、二重盲検法など、参考になる例文が日英対訳のセットでかなりの量収録されています。どれも短い文章で時間のある時に赤ペン片手に読むだけで、こなれた表現が意外と記憶に残ります。あーなんかこうゆう表現あの本に載ってたなという感じですね。

また、今後は英訳を意識した読み方をしてみようと思いますし、他にもたくさん良さそうな本はあります。「知らないことは調べられない」ので、これからも本はどんどん買って勉強していきます。

 

P.S. 検索精度など未検証ですが、電子書籍版もあります。
M2PLUS 医学論文英訳のテクニック(←をクリック)

 

 

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