フリーの学会誌の活用法

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こんにちは。

今日は、ネット上に公開されている『学会誌』の活用法を紹介します。

google で、学会誌 〇〇 filetype:pdf  (〇〇は、化学、医療、電池など)と入力して検索すると、ネット上に公開されている学会関連のPDFを入手することができます。ですが、この方法だと発行年月日もばらばらで、自分が求めている学会誌、それも系統だった資料を入手することはできません。

そこで、本日ご紹介するのが、J-STAGE  での学会誌検索方法です。
ココでは、発行学会毎に、発行年月の時系列に沿って資料をダウンロードできます。

J-STAGE とは、国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が構築した「科学技術情報発信・流通総合システム」のことです。簡単に一言でまとめれば、『最新の論文や、過去に出版された論文をブラウザで検索・閲覧・ダウンロードできるウェブサイト』です。(査読などの一連の審査プロセスを統括する目的などもありますが)

 

まず、J-STAGE  に飛んでみましょう。(←左のリンクをクリック)

J-STAGEのウェブサイトが開きましたね。特にお目当てがなければ、ウェブサイト <左上>の ”資料を探す” を選択して、さらに “機関別一覧” を選択してみましょう。

そうすると↓の画面に移動します。

写真の赤枠部分の、”日本” を選択してから、”50”(件数表示)を選択しましょう。そうすることで、日本語で書かれた学会誌が多くヒットし、1ページで50件確認することができます。

 

上からABC順、あいうえお順に、「日本生体医工学会」「日本PDA製薬学会」「日本応用糖質科学会」「日本顕微鏡学会」などが並んでいます。

 

試しに、「日本生体医工学会」の “生体医工学” を選んでみます。*ちなみに左はしにあるミドリ色のマークは、<フリーで公開されている>という意味です。

↓↓↓

生体医工学のページに飛んで、公開されている巻番号、題名、ページ数などを一覧できます。左側のミドリの枠で囲ったところが巻番号。右側の赤い枠で囲ったところをクリックすると、各PDFをダウンロードできます。ミドリの枠を確認すると過去10年以上分の学会誌をダウンロードできることが分かります。太っ腹ですね!!

あとは、自分のPCに「学会誌」というフォルダを作成 ⇒ 「生体工学会」 ⇒ 「2017年」とフォルダを階層分けして、どんどんダウンロードしましょう。落としたけど読まないではもったいないので、全部印刷して1件毎にホッチキスで留めることをオススメします。そして書き込みしまくって読み終えた分からファイルに綴じていきましょう。

ほかに、ページ左上の「分野別一覧」をクリックすると、「化学」「物理学」「薬学」「機械工学」「情報工学」など分野カテゴリーから検索することもできます。いろいろ試してみて下さい。

 

僕は、高分子学会を始めとしていくつか学会に入っています。特許翻訳者として仕事を頂くようになってから、案件で得た報酬を投資として学会の入会費にあてました。今日紹介したような方法は、実は最近知ったのです。(入会している学会のみならず他にも興味が湧いていろいろ調べているうちに気付きました。遅いよー。。)

現在、学会など各組織の好意によりネットから貴重な情報を入手することができます。中には(当然のことですが)会費を支払った会員にだけしか公開されていない学会誌も多く存在します。また学会によっては、公開するタイミングを数ヶ月ずらして会員にイニシアチブを与えているところもあります。

年会費は大体1~1.5万円ほどです。どんなものかも分からないし、いきなりその投資をするのは厳しいなと感じるかもしれません。それなら、お試しに気になる学会を見つけていくつか読んでみて下さい。きっとあなたの世界が拡がります。今日初めて知った世界は、また更なる世界とつながっています。

でも、身銭を切って得た情報というのは取り組み方も変わるということも覚えていてください。お金を払った分がんばって勉強しようとゆう気持ちになります。

学会に入会するメリットについては、また別の記事でまとめたいと思います。ではでは。

 

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